地車見学

2002.04.21 柏原市古町抜魂式及び解体
急遽、4月21日に古町が梶内だんじりで大修理を行う為に抜魂式を行い搬出するという話を聞きつけ見学に行ってきました。
当初、屋根だけはずし淡路島まで持って帰るのかと思い軽い気持ちで見学に行ったのですが、なんとバラバラにして持って帰る為解体されるとのこと、なかなか見れない地車解体が見れて大変有効な見学でした。
淡路島から帰ってくるのは10月で今年の夏祭りは曳行されないそうです。
また、この地車、全面改修の大修理が過去に行われており(古町の記録でも昭和11年と昭和51年)、今の姿が最初に作成された時と同じかどうかは今となってはわからない。
地元でも堺から曳いて帰ってきたから堺の地車だという意見と造りが奈良のものとよく似ているため元々は奈良で作成されて堺にうられたものだという意見があるそうです。

まず、解体前にお祓い

解体場所までの曳行

まず、懸魚、隣懸魚をはずし、大屋根をはずす。

大屋根を吊り上げている場面

次に同じく小屋根をはずす。

虹梁や枡合、車板を外した後は高欄を外す。
この高欄がなんと縁鬘にすべてコミセンで
止めてありました。

縁鬘を外し。

堺から急遽参戦のだんじり馬鹿さんの後姿。

高欄を外すと三枚板だけの姿に。

地車本体を浮かしてからネコ木とコマをずらし
台木を地面に直置きに。

最後は柱を外してバラバラ状態です。
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