地車見学

2001.5.13 河内長野市松ヶ丘入魂式

吉為工務店に修理に出されていた松ヶ丘の地車の入魂式及び町内お披露目が行われました。

ご存知の方も多いと思いますが、獅噛合わせ面より、「明治29年 申9月 大坂日本橋二丁目 彫工赤銅芳松」の墨書が見つかりました。

近頃まで、大佐の地車に銘があるものは、同じく赤金由松の銘が刻んであるのは、平野区泥堂、及び先代泉大津市上市のみでした。今回も同じく赤金のものですが、特筆すべきは、字が、赤金由松ではなく赤銅芳松となっていた点です。芳松という名は、明治23年新調の現富田林市彼方の地車にも小松源助の弟子として芳松という銘があります。以前に出版された大坂 浪花木彫史の中で筆者の若松氏が、彼方の銘の中に芳松というものがあり、小松源助と赤金由松が師弟関係であることにきずき目から鱗が落ちたという感じの文書がありましたが、この松ヶ丘の発見によりこれが裏打ちされたこととなったわけです。

2001.5.13

河内長野市喜多町小屋新調に伴う曳行

小屋新調に伴う曳行が行われました。町内曳行の後、パチンコ店の駐車場にてぶんまわしが披露されその後新地車小屋へと入庫されました。新調された地車小屋は、チェーンブロック付きのすばらしいものでした。(いい写真がとれてなかったので小屋の写真はありません)
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