地車見学

2001.0707 大和高田市奥田
毎年7月7日吉野山金峯山寺の「蓮華会」に献ぜられる蓮は、古い時代から大和高田市奥田の蓮池から摘みとられていました。その蓮池神事に、天満天神社の奥田の地車が華を添える形で展示、および数百メートルの曳行が行われています。
その昔、天満天神社には、13台もの地車が宮入していたそうですが、現在では、この奥田、根成柿、川西の3台が残り、秋の大祭では曳行されています。
この地車は8本柱の地車であり、前柱は丸柱となっている。また、柱に細工人 住吉大佐の記するなど現行存在する住吉大佐作の地車としては、異色を放っている。古い堺型地車を大佐で修理した時に銘を刻んだ、製作年代が大佐としては初期でほかのものと違う、新しいものなのでほかの物と違うなど色々意見は分かれる地車であるが、真実はいかに。
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